本校の目指す教育
校訓
校訓は校歌とともに、本校の前身である柏木町高等小学校から引き継いだものであり、当時は「誠実」 「勤勉」 「謙譲」であったが、昭和16年に当時の川上 三郎校長の意向により、「謙譲」が「公正」と改められた。
教育目標
校訓の精神のもと、あらゆる教育活動をとおして、よりよく問題を解決する力や豊かな人間性、健やかな体などの生きる力を育むとともに、産業の担い手としての資質・能力を身に付けさせ、社会の発展に貢献できる人材を育成する。
教育方針
- 1 基礎・基本の習得と定着を図り、実社会で必要な主体的に学習に取り組む態度や思考力、
判断力、表現力などの能力を育成する。 - 2 農業や環境、地域社会に関する学習を深め、生命や自然、郷土を大切にする心や他を思い
やる心などの豊かな人間性を育成する。 - 3 食育や健康・安全教育への取組を推進し、たくましく生きるための健康や体力、安全で快
適な生活を送ろうとする態度を育成する。
努力目標
1 学習指導の充実
- @ 生徒や保護者、地域や時代のニーズに対応した教育課程を編成し、生徒の多様な進路に対応で
- きる学習機会を保障する。
- A 学習内容や教材、指導方法の創意工夫を図り、基礎学力の定着や技能の習得・向上に努める。
- B 資格取得や多面的総合的評価の推進を図り、意欲を持って主体的に学習へ取り組もうとする態
- 度を養う。
2 道徳教育、特別活動の充実
- @ 教職員の共通理解のもと、あらゆる教育活動をとおして道徳性の涵養に努める。
- A 集団生活や体験活動の充実を図り、自主性や協調性、コミュニケーション能力などの育成に努
- める。
- B 地域の祭りや行事を通して住民との交流を推進し、郷土を思う心や奉仕の精神、実践的な態度
- などを養う。
3 生徒指導の充実
- @ 基本的生活習慣や倫理観、規範意識等に関する指導を徹底し、不易で普遍的な価値観の育成に
- 努める。
- A 生徒との望ましい人間関係のもとに生徒理解を深め、問題の早期発見や個に応じた適切な対応
- に努める。
- B 交通安全や不審者等に関する取組の充実を図り、事故や被害を未然に防止しようとする態度を
- 養う。
4 進路指導の充実
- @ 生徒や保護者との面談、志望や適性の把握、情報の収集や提供の充実を図り、進路目標の達成
- に努める。
- A インターンシップやボランティア活動の充実を図り、望ましい職業観や勤労観の育成に努める。
- B 学科、学年、進路指導部の連携を強化し、大学や公務員希望者を早くから選定し、計画的な支
- 援に努める。
5 健康・安全の充実
- @ 心身の健康や衛生管理に関する指導を徹底し、常に体調を良好に保とうとする態度や能力を養
- う。
- A 食の大切さや安全性、健全な食生活に関する取組の充実を図り、自らの健康や体力を増進しよ
- うとする態度を養う。
- B 安全点検や緊急時の対応に関する取組を強化し、学校全体の危機管理意識の高揚や事故の未然
- 防止に努める。
6 農業教育の充実
- @ 課題研究におけるプロジェクト学習の充実を図り、自ら考え、実践し、表現する力の育成に努
- める。
- A 雪や太陽光の利用、庭園や周辺の環境整備をとおして、温暖化防止や環境保全に対する意識の
- 高揚を図る。
- B 新しい取組や技術の導入を積極的に推進し、収量や品質の向上、付加価値の創出に努める。
7 開かれた学校づくりの推進
- @ 地域の保育園や小・中学校、住民に施設設備を積極的に開放し、学校に対する地域の理解を深
- める。
- A 保護者や評議員、関係機関等による参観や協議の機会を設定し、教育活動の充実や教員の資質
- 向上に努める。
- B 農産物販売等の校外活動、農業クラブや生徒会による地域活動、運動部活動を推進し、生徒の
- 自主的活動の活性化を図る。